テキストサイズ

ヌードモデル、人間ドックに行く

第2章 女子高生は脱ぎますか?


③は……、あ、シャツのセルフたくし上げか。

生肌のお腹を見せる──ちょっとは恥ずかしかった。

ぎりぎりブラ(着けているとすれば)が見えない位置にシャツをキープする難しさ。
胸にモノが当てられるおぞましさ。

そして、このスタイルで、①②ではスルーされた背中も触診された。

背もたれのある椅子に逆向きの大開脚で座り、ブラ(着けているとすれば)のストラップまで見えるように、後ろ手でシャツを上げていった。うわぁ。

このシチュの恥辱は筆舌に尽くしがたい──はずなのに、私は、ほんのわずかな悦びを拾い上げていた。

私、変態だわ。


では、私のターン。

私は、ノーブラの上半身を完全に露出した。

ほんとだって。これが女子高生だった詩織の受診スタイル。

健康的でしょ、形のいい乳房、ハリのある肌。
お腹さえぽっこり出てなければ、上半身ハダカを見せることに羞恥心はほとんどない。

前も後ろも聴診器の餌食にされているのに、
とてもいい気分だった。
やっぱり好きな相手とお医者さんごっこするのは楽しいな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ