ありすちゃんのえっちな受難
第4章 学校生活
顔を上げて海地君を見ると、今の声が聞こえていたみたいで少し気まずそうな表情をしている。
「海地君…ごめんね…」
「どうせ他人だし俺はいいけど……嘉山さんがまた誤解される」
「そんなっ…私はいいの」
海地君がガードしていてくれたおかげで痴漢に遭わずに最寄り駅まで着く事が出来た。
学校に着いてからも海地君は私と一緒にいてくれて、海地君とお喋りするのが楽しくて他の子から無視されていても全然気にならない。
何年かぶりに学校がすごく楽しく感じる。
お昼休み。
「海地ー!昼飯学食食いに行かね?」
「ごめん!学食は元同級生達と顔合わせにくいからパスで!誘ってくれたのに悪い」
「あぁーそうか、まぁ色々あるよな。また別の時誘うわ」
海地君は私と仲良くしながらも他のクラスメートとも仲良くしていて、既に男女共に人気者だ。
「嘉山さん、昼一緒に食べない?」
海地君は私のところに来て気さくに誘ってくれた。
「うんっ」
学食行きにくいから一人でいる私の事誘ってくれただけだよね?
今日は海地君のお家から来たからお弁当を作れなかったから一緒に購買へ行ってお昼ご飯を買った。