無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

・・・・・。


「君、そんなにご飯食うんだったっけ？」

歩いて往復で十五分くらいの場所にあるメリケンバーガー…
そこで蒼空が買ったものは

●ビッグメリケン
●ダブルチーズメリケン
●ポテト、ナゲットセット

…これらをすべて夜メニューでパティ追加、ポテト、ナゲット倍にして……。
コーラＬ。

僕は
●てりやきチキンメリケン
ポテトＭ
チキンナゲット５ピースコーラＭサイズのセット


　サラダはこれらを買いに行く前に準備しているから、それも食べることになっちゃあいるんだけども？


「あ、いや…つい習慣でな。ポテトとナゲットは朝にも食べられるように、いつも買いだめしてんだ」


だけど…ビッグメリケンパティ倍だけでもかなりボリュームあると思うんだけど…（汗）


「いつもはビッグメリケンに夜メリケンセットで頼むくらいだけどさ、なんか今日は無性にたくさん食べたくってね……」

……まあ、あんだけ身体動かした後だし…身体がタンパク質を求めているのかもしれないけど……
食べ過ぎは良くないなあ。



「何しろスタミナを補給しておかないと、いざって時に身体が動かなくなっちまうからな。こないだみたいに３日飯食え無いなんてことだって起きないとは限らねえ。食える時に、食っておくってのが俺の主義さ」


・・・なるほど……。
コイツは食事の改善のやり甲斐がありそうだ……。


「タンパク質とエネルギーはバランス良く、ね？でないと豚みたいに肥えちゃうからね？」

「大丈夫だって☆この食った分は今夜中に消費されちまうからさ♪」

「・・・あ、食べざかりだし代謝もいいだろうしそんなすぐに太ったりはしないだろうけどさ」

「そーゆーこと、そーゆーことぉ★」


　何気ない蒼空との会話の中に今夜の、この後の出来事のために準備して食べているんだなんてこと……僕には気がつけるはずなかった。