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仔犬のすてっぷ

第35章 仔犬達の宴のなかで (エッチシーンあり〼)


 とりあえず……蒼空のいきり立つものの先っちょに軽く舌を這わせてみる。


「…んっ……」

 小さなうめき声とともに、ぴくん!と彼が小さく反応した。
 


僕の舌が感じる彼のそれは…熱くて。
僕の舌よりも熱を帯びて熱くて……



 ひと舐め、ふた舐めするたびに、それも反応して脈を打ち、揺れる。

 出口の辺りを舌の裏でなぞり、その後ゆっくりカリの溝に舌を這わせる。
 への字のようになっているそこをくりくりと舌で弄んでから、少し力を入れて舌を棒に沿って下へ這わせると


「………は、はぁ〜〜……」

蒼空が、熱いため息を漏らし始めた。


 感じて、くれている…。



 反応からそう感じた僕は、今度は下から上へ舌を這わせて天辺まで戻ってから、肉棒越しに蒼空の顔を見た。

 苦痛を堪えているような、そんな表情で……
でも、僕から目を離していない。
しっかり、僕を見つめてくれていて、彼と目と目が合った。


「されるのには、あんまり慣れてねんだ。そんなにじっと見るなよ……」

 やや苦笑い気味にそうぼやいた蒼空が、何だかとても可愛く見えて、同時にもっと困らせてやりたいと妙な悪戯心が湧き上がる。


「…じゃあ、もっと気持ち良くしてあげる」

 さっきまで躊躇していた気もするけど…今はもう、そんな気持ちは何処にもない。

 僕は口を少し萎めながら蒼空の先を唇でムニュムニュと擽るように愛撫してから、一気に口の中へ彼を招き入れた。


「・・・うっ?!お、おおぉ〜?!」

 それに合わせて蒼空の口からは驚いたような感嘆の声が上がり、ひきっひきっと両太腿が小さく痙攣した。


「あっ…あつ…い。優希の口の中が…っ」

熱い……。

 

蒼空のこれ……熱くて、硬いっ!


 こんなに、口の中で脈打って……本当に別の生き物を口の中へ招き入れちゃったみたいな気分にさせられる。

しかも、口の中に入ってきたおかげで、彼の臭いが鼻腔の奥にまで充満して………。




僕の身体が、ぶるぶるっと栗立った・・・。


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