無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　放尿が終わった僕は、その場で呆然としたまま天井を見つめた。

オシッコしたったのに……
なんだろう？この幸福感は・・・。



「じゃあ……そろそろトドメをさしてやるかな？」

　そんな蒼空の言葉も今の僕の耳には入ってこなかった。
そのままくるんと仰向きにされて、腰を持ち上げられていても…僕の思考は止まったままで。


　熱くてなにか硬いものが僕の蕾をくりくりとなぞっていても、まだ僕はそれが他人事のように感じていた。


　
「優希……行くぜ？！」




熱いものが蕾の中心部で動きを止める。
なんとなく……僕は蒼空の言葉に反応して頷いていたかも知れない。
その時点で僕はすでに恍惚としていたのかもしれなかった。

だから、体の力は完全に抜けていて、彼を受け入れる準備は出来ていた事になる。





ぐぐっ……にゅるるっ…ずどっ！

　コンニャクに強引に指を突っ込んだような・・・妙な感覚の後、固くて熱いモノが一気に僕の中に入ってきて、居座った。



「うはあああああああああぁ〜っ？！！」


　大きな異物が僕の中に入り込み、自身の存在を僕の身体にアピールしてくる。


「おおぉうっ？！し、しまるっ！」

　無意識のうちに、身体はそれを何とか止めようとして…蕾をぎゅうっ！と固く閉ざそうとする。
でも、一度置くまで入り込んだそれを今更排除しようとしても、もう、遅い。


「〜〜〜〜〜！！熱い…くっ……くるし……」
「きっ……きついっ！あ、熱いっ」

二人がそれぞれその感想を述べて…一時的に動きが止まった。



「はぁ……だ、大丈夫か？！優希？」

「は、ぐっ…うっん……だ、だいじょう…ぶ…」

本当はあまり大丈夫じゃないけど・・・。
本当は苦しいんだけど……。


でも、それと同時に……


　僕の中のお腹の…蒼空を包み込んでいる部分が、じんじんと彼を感じてヒクヒクと痙攣しているのが分かった。


（…僕……蒼空を受け入れて喜んで……感じて、いる？！）


明美さんにバイブを入れられた時とは違う、この感覚は……。


熱くて、苦しくて…痛いのに…じわじわっと何かが湧いてくる奇妙な感覚だった。