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僕達の日常-血始し編-

第1章 〜プロローグ〜

◇電車の中◇

「郁は、1人っ子なんだなー」

「うん、俊樹君は?」

「俺も1人っ子だぞー♪」

帰りの電車、僕は俊樹君と椅子に座りながら話している。

数多君と南君は、反対側のホームの電車に乗って行った。

さっき聞いた話では、南君は天満駅から来てるんだって。

「じゃあ、僕は天王寺に寄り道するから」

天王寺駅に到着して、椅子から立ち上がる。

「おう、また明日なー♪」

「ばいばい」

俊樹君と別れて電車を降りた。

◇アメニイト天王寺店◇

天王寺に到着後、そのままアメニイトへ直行してBLコーナーの前に来ている。

「あった♪」

1冊のBL漫画を手に取った。

「桃谷の本屋には、なかったからなぁ」

僕が手に取ったBL漫画は、メガスピード!とういう水泳モノのBL本。

「早速、レジに行こうっと♪」

レジに向かい、会計を済ませて店を出た。

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