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僕達の日常-血始し編-

第2章 ~3人それぞれとの放課後~

◇道中◇

「今日から、いよいよ授業か」

始業式の翌日。

学校へ向かって歩いている。

「郁、おっはよー♪」

「うわあっ」

後ろから、俊樹君がやって来て笑顔で僕の肩に腕を回す。

「おはよう
俊樹君、朝から元気だね」

「俺は、いつでも元気だぞー♪」

僕と俊樹君は、このまま一緒に話しながら登校した。

◇角川学園4階・1年B組◇

「郁、俊樹おーっす!」

「2人共、おはよう」

教室に着いて自分の席へ行くと、先に登校していた数多君と南君が挨拶をしてくる。

「数多君、南君おはよう」

それから、チャイムが鳴るまで4人で雑談をした。

昼休みの時間。

僕達4人は自分達の机をくっつけ、一緒に弁当を食べ始める。

「僕は、地理や社会とか駄目かな」

昼飯の弁当を食べてる最中、それぞれの苦手科目の話をする事に。

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