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僕達の日常-血始し編-

第2章 ~3人それぞれとの放課後~

家族ぐるみの付き合いで、晴希さんと翔陽さんも従兄弟同士の中でも特に仲良しで、2人で遊ぶ事が多い事も聞いた。

「なぁ、このあと時間ある?」

「俺達、マクトナルゾに行くんだけど一緒にどう?
パチンコで買ったから奢るよ」

「うん、行きたい」

南君は、行く気満々みたいだ。

「いや、でも悪いですし…。」

流石に、奢ってもらうのは悪いので遠慮する。

「別に気にしなくて良いよ
南と、仲良くしてくれてるお礼だよ」

「学校での、南がどんなんかも話聞いてみたいし」

「郁君、行こうよ
マクトナルゾ、友達と久しぶりに行って見たかったから」

「そういう事なら」

僕と南君は、晴希さんと翔陽さんに連れられてマクトナルゾに向かう。

◇マクトナルゾ桃谷店・2階◇

「へぇ、そうなんですね!」

「そうそう、それでコイツがさぁ」

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