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僕達の日常-血始し編-

第4章 ~夕陽と郁の秘密の情事~

「ううん、大丈夫だから気にしないで」

「うぅぅ、うぁああ…!」

泣き出す僕の頭を、優しく撫でる夕陽君。

「郁君、話してくれてありがとね」

夕陽君は、僕が泣き止むまでずっと抱き締めてくれた。

少しして、泣き止んだ僕は夕陽君からそっと離れる。

「もう大丈夫……かなりスッキリしたよ
夕陽君、ありがとう」

「郁君は、僕の大切な幼馴染で親友で兄弟だから、気にしないで♪」

ニコッと、笑顔を見せる夕陽君。

この夕陽君の笑顔には、昔から何度も救われてきた。

「とりあえず、今から楽しい話でもしようよ!
今の郁君の高校生活についてとか、明日のイベントの事とかさ♪」

「うん、そうだね」

僕達は、明日のイベントの事とかソングボーイズについて色々と話し合った。

その後。

パートの仕事から帰って来たお母さんに、夕陽君を会わせた。

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