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｢父親はここにはいねえよ。両親ともに海外で暮らしてる｣
｢え…？そうなんですね…ちなみに他のメイドさんたちは？？｣
｢みんな辞めた。メイドはこの家にお前1人だよ｣

ん…？？どういうこと…？？

｢てかボーッとしてないで早く自己紹介しろよ。康仁！理仁！新しいメイドだってよ｣

｢あ、はい！すみません。。上原マホです！今日からここで働かせていただきます！よろしくお願いします！！｣
｢わ〜〜！！！！新しいメイドさん！？若いね！？僕と同い歳くらいじゃない！？｣
そう言って駆け寄ってきたのはインターフォンの男よりは背が低く目もクリっとしてる私と同い歳くらいの男の子だった。どっちにしろ顔は整っている。
｢あ、3月に高校を卒業しまして、今18歳です！｣