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一途とは 続編

第3章 甘酸っぱい








私を、奪ってほしい。


私が、何か、慰めになるのなら

それで良い。


こんなに、高校生の頃から
助けてくれたんだ。


少し、他の人とは違うかたちかもしれないけれど


これが、何か、翔太の心が少しでも
埋まってくれれば









「逃げても良いよ」


緊張した。
頭と口が分離しているみたいだ

言葉にすることは思いの外、容易だったが
頭はそれに追いついていない。


自分なのに
もう一人の自分がいるみたいだ。

人間は多面的だということを
身に沁みて
感じる。


先生だった人は
見事に、男性として
性欲と共にいる姿を
私に魅せた。




「なに、したいの?」



…なによ、その責め方

早く、…してよ。




すると、指をスーッと下から上になぞり
じっとりと湿った場所をパンツの上から優しく
上品にゆっくりと舞う、芸妓の指先のようにてろん、と私の上で踊らせた。
















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