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私淫らに堕ちます

第5章 ホテル②

「気持ちいい・・・はぁっ・・・イキそう・・・。」

「ぼくもすごく気持ちいい。栞・・・・・もっと激しく。」

ハァッ  ハァッ  ハァッ

獣になったように激しく腰を振った。桃源郷が目前まで迫っている。すでに視界には彼の顔さえ映っていない。なりふり構わず絶頂へと突き進む。

「はぁっ・・・はぁっ・・・・んんっっ・・・もう・・・・ダメーーーー。」

ハァッ  ハァッ  ハァッ

「いっっ・・・いっっ,いくぅううーーーー。」
ピクンッ  ピクンッ
 握りしめる両腕に力が入り,痙攣するわたしの身体を優しく支えてくれる。心地よい快感が全身を巡った。だが,一時の絶頂で強烈な疼きは解消することはなかった。

 イッても腰の動きを止めることができない。軽い絶頂は,さらなる大きな絶頂への呼び水とでしか機能しなかった。

 額に汗が流れ,体力の限界が近づいてくる。それでも,暴走した身体は,止まることを許してはくれない。

「膝を曲げて,腰を上下に振ってごらん。もっと気持ちよくなるよ。」

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