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騎士様は私のボディーガード

第1章 騎士様、降臨です!?

「まさかお前……処女なのか?」

「!」

「どうりで反応がいいわけだ」

「……なっ」



コスプレ男はイタズラな瞳で私を見ると、今度は首筋に唇を這わせてきた。



「……あっ……」



初めての感覚に背筋がゾワッとなる。
気がつくと、コスプレ男の手は私の胸を触っていた。



「やっ……そこ、触らないでっ……!」

「そんな顔して……触ってほしいの間違いだろ?」

「……っ!」



どうしてこんなことになってるの?
嫌なのに、拒みたいのに、体に力が入らない……



どうしよう、私……
このままじゃ、このコスプレ男に処女まで奪われちゃうよ!!



その時だった。

突然バチバチッと大きな音がしたかと思うと、いきなり壁に大きな穴が出現した。



「!?」



それは隣の人が開けた穴じゃない。
その大きな穴の中には、コスプレ男のように鎧を装着し、剣を持った人たちが沢山いた。



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