初恋ってどんな味?
第1章 出会いは突然
思わずりんの頬を突っついた
りんは驚きながら俺の方を向いた
「高城先輩??」
『りんは大食いなタイプなんか?』
「普通だと思いますよ?」
『食券は小盛ってやつにしたか?』
フルフルと横に顔を振るりん
『やっぱりなあ、うちの食堂はスポーツ男子、女子のお腹が膨れるようにって並盛でも大盛りなんよ
りん初めてやから知らんかったやろ?
次からは小盛ってやつ頼むんやで?それで一般的な並盛やから!(笑)』
「どうりで、食べても減らないなって思ってました」
『せやろ?(笑)
あとな、りんこっち向き?』
りんが俺の方を向く
大きい口開けて食っとったもんな(笑)
口の周りにソースが付きまくり(笑)
『口の周りソースだらけやで?』
そう言ってりんの口の周りをペーパーナプキンで拭いてやった