初恋ってどんな味?
第14章 体育祭
ぎゅっと抱き締められた
今まで翔太を抱き締め返したことは無かった...
それなのに今回は抱き締め返してしまった...
「りんちゃん?俺の良いように解釈するよ?」
こくりと無言で頷く
「やばっ、めちゃくちゃ嬉しい!
りんちゃん大好きだよ、幸せにするから...」
再び翔太はりんにキスをする
チュッ...ちゅ...
啄むように、りんの唇を確かめるように何度もした
「昼休みずっと続けばいいのにな〜
もう終わっちゃうね笑」
『うん(笑)応援席もどろう...?』
もう一回だけ...と翔太は触れるだけのキスをした
翔太となら先輩のこと忘れられるかもしれない
翔太を裏切りたくない
翔太に夢中になりたいと思った...