初恋ってどんな味?
第1章 出会いは突然
たしかに、また知らない人に声かけられたら嫌だな
約20分くらい待たないとだもんな...
『行ってもお邪魔にならないですか?』
「かまへんかまへん!行くで!ついてきーや」
高城先輩はにっこり笑って、体育館へと向かった
体育館2階ギャラリーに着くと
「兄貴の迎え来たら、さっきの道通っていくんやで?」
ゆっくり見ていきや?と私の頭をポンポンして
アリーナへと降りていった
なんか分からないけど、いい人だったな
高城先輩かぁ...
トクンットクンッといつもより自分の心臓の音が大きく感じた