初恋ってどんな味?
第5章 試合
試合が終わると応援席の真下まで来て
ありがとうございましたー!と選手の人が挨拶をした
『おつかれさまーーーー』
パチパチと拍手を送る
りゅうくんは私に気がついたようで
目が合うとニコッと笑い手を大きく振ってくれた
私は小さく手を振り返した
木村「ほんとりんちゃんのこと大好きだなあいつ」
武田「そりゃそうだよな?こんな可愛い彼女きてて
負けられないよな?」
『,..』
しばらくすると選手の人が応援席に帰ってきた
試合のない時間でアップとかも無ければ
応援席が待機場所らしい
「りーーーーん」
りゅうくんは目が合うと荷物を持ちながら走ってきた
ぎゅーーーっ
武田「お前、試合直後に走るなよ(笑)
変なとこで体力使うなよ(笑)」