初恋ってどんな味?
第1章 出会いは突然
次の日
『りん!おはようさーん』
ちょうど昇降口でりんを見かけ、声をかけた
「おはようございます!
昨日はほんとにありがとうございました!」
りんは明るく言ってきた
やっぱり昨日は知らん人や人見知り!って感じやったんかなあ?
かまへんかまへんと答えると
「あのっ...」
『ん?どないした?』
「また、見学に行ってもいいですか?」
『もちろん、ええよー!
昨日はなみんなりんがおる!!って気合い入って練習しとったんやで!士気あがってたわ!いつでもきてええよ』
俺はポンポンとりんの頭を撫でた
「ありがとうございます!またお邪魔します!
では失礼します!」
りんはふにゃんとした笑顔で教室へと向かった
あんれ?なんか俺の顔あっついわ
どないしたんやろ?