蜜と獄 〜甘く壊して〜
第2章 【快楽主義の射精術】
脚が床につきそうでつかない。
気が付けば自分も腰を振っていた。
「どうした、紗衣?腰動いてんぞ?どうして欲しいんだよ、ちゃんと自分の口で言ってみ」
「ハァハァ……挿れて」
「自分でやれよ」
「ん……」
ズボンを少し脱がせてギンギンに勃ったペニスを出し、ショーツをズラしヌルヌルに濡れたオマンコの中にゆっくり挿れた。
「んんっ……はぁん…っ」
「はっ……すげぇな、中」
「動いて……動いてください、堤さ…ん…っ」
「こうか?全部入ってるぞ」
「ハァハァ…あんっ…あんっ」
「良い声してんなぁ……もっと喘がしたくなるよ」
「あんっ……あんっ……んんっ…!」
「おい、もうイったのか?しょうがねぇお嬢さんだな」
そう言うと軽々と持ち上げられ結合部に全体重が伸し掛かる。
ここでまさかの駅弁ファックに見舞われ激しく絶頂した。
ソファーに降ろされ脚が十字になるように肩に乗せて奥まで一気に挿入される。
頭の芯まで電流が走ったみたいに痙攣する。
「イってるのか?イってんだな?言えよ、紗衣」
「あぁっ……イクイクイクっ」
「そんなに締めたら俺もイクだろ…っ」
わかんない……わかんないよ。
私の中の堤さんも震えてる。
勢いよく抜いてお腹の上で射精した。
精液を拭き取ろうとしたから身体を起こしてしゃぶりついた。
驚いていますか、こんな私。
端ないでしょうか。
綺麗にしてあげたい。
ただその一心で先っぽまで舐めあげる。
口の中が精子だらけになって、堤さんを見上げたままゴックンするまで終われないの。
「参ったな……その顔、誰にも見せたくねぇ」
「見せませんよ……」
「なぁ、紗衣……此処は仕事場にして俺と暮らせよ」
まだそんなこと言ってる。
私じゃあなたは手に負えないし、あなたも私を全て手に入れることは不可能なの。
「無理です、こんな毎晩……身体保たない」
「セックス嫌いなのか?そんな訳ねぇよな?お前からも誘ってくるし」
「嫌いです……自分のテリトリーにズカズカと入って来て荒らされるのは……ずっと一人で良い」