蜜と獄 〜甘く壊して〜
第4章 【射精管理のループ】
好きよ。
頑張って堪えてくれてるこの瞬間が。
言う通りに我慢出来て勝手な真似はしない…てなところに知性や魅力を感じるの。
「まだイク時じゃないよ…」
「は………はい…っ」
「んふふ、乳首弱いね」
「ああっ……はぅっ……」
「ねぇ、何でそんなに可愛いの?」
「リリカさんの方がっ……可愛いです」
「後ろからギューッてしてあげるからもう少し頑張って?」
「うぅっ……はい、あっ……気持ち良い…っ」
ベットの上で膝立ちさせ、バックハグしながら乳首攻めと手コキの寸止め焦らし。
「この前来た時はまだまだ頑張れたよね?今日は大丈夫かなぁ?」
「リっ……リリカさんが良いって言うまで…耐えます…っ」
「ん〜良い子良い子」
このお客様は最初の挨拶でいきなり「僕の射精管理してください」から始まった22歳のシャイで素朴な男の子。
バイト2つ3つ掛け持ちして此処に来てくれてる。
「私以外でも経験したら良いよ」って言っても大学生だからそんな余裕ないよね。
ずっと私だけを指名し続けてくれている。
「リリカさんが良いです」
こんな仮面被ってるのにどうして…?
何処が良いんだろう。
もっと可愛い子いっぱい居るのにね。
「声が……好きなんです、あと手の感触…とかも」
声は確かによく褒められる。
落ち着くトーンなのかな。
つい甘やかしたりSになる時もどちらかと言えば甘い声なのかも知れない。
「感触って……こういうのとか?」とまた握ってあげると可愛い声で鳴くの。
身体を善がらせて耐えてる。
上下に擦って乳首も同時に攻めたら最後イっちゃうね。
「あっ…!まだイキたくないですぅ…!」
「んふふ、知ってる」
まだまだキミには寸止めだよ。
だって可愛いもん。
ここに通う為に頑張って掛け持ちもして、全身脱毛もしてくれたんだよね。
鍛え上げ割れた腹筋をピクピクさせながら喘いでる姿……前の鏡見て。
こんなに淫らな顔してるんだよ…?
「あっ……リリカさん……大好きです」
「ん…?聞こえない」
「あぁ………大好きです!」
「アハハ、可愛い」