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蜜と獄 〜甘く壊して〜

第4章 【射精管理のループ】






やっと顔見れた。
耳に息を吹きかけて乳首もペニスも愛撫する。




「もう……リリカちゃんには敵わないや」




「んふふ」




「あっ……その触り方ヤバい」




手首を捻じりながらシコる亀頭攻め。
これで耐えれた人は居ない。
ゆっくり…?ダメ、速さは私が決める。
強弱もしっかりつけて寸止め地獄だよ。




「やめないよ……もっと喘ぎなよ」




「あっ……その言い方良い…っ」




「アハハ…!Mなんだね?大好物だよ」




「うん、絶対そうだろうなって思ってた」




「あ、バレてた……アハハ」




「そこずっと触られてたらまたイっちゃうよ」




「イキ地獄?それとも寸止め地獄にする?」




「きょ、今日はイキ地獄にしようかな」




「了解…」




その後イキ過ぎて暫く動けなくなっちゃったから膝枕でお休み中。
頭撫で撫でしながらイチャイチャしてる。




「幸せだよ、リリカちゃんの膝枕」




「まだゆっくりしてて良いよ、時間まで大丈夫だからね」




「うん、ありがとう……仕事で嫌なことあっても疲れ吹っ飛んじゃうよ」




「本当?少しでも気分が軽くなれたなら嬉しい」




「ごめん、少しだけスリスリしても良い?」




「うん、良いよ」




そう言うとお腹に顔を擦り寄せてきた。
くすぐったいの我慢しながら髪を撫でてあげる。
「ギュッてして良い?」と私の方から言ってみたり。




「うわ、明日から頑張れる!」




「ギューッ!いっぱい頑張ったんだよね、たくさんご褒美あげる」




「本当?凄く嬉しい」




「私も嬉しいよ」




男性をその気にさせるのはそこそこ上手い方だと思う。
じゃなきゃ勤められないからね。
でも中身なんてない。
それでも喜んでくれるから奉仕する。
その繰り返しなの。




本番がなくったって心は擦り減っていくのよ。
それを悟られないよう必死に隠してる。
自分で選んだ道だけど、たまにこうして負のループに陥る瞬間がある。
それは避けては通れない道なのかも。









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