蜜と獄 〜甘く壊して〜
第5章 【絶頂地獄の成れの果て】
少し寝て目覚めればもう欲してしまう己の欲望に打ちひしがれている。
そっと頬に触れて唇を重ねる。
本当は寝かせてあげたいけど込み上げる性欲に勝てない自分が居た。
寝ぼけ眼でキスに応えてくれる堤さんが好きです。
もう夜明けなのでしょう。
そんな時間に求め合って身体を重ねられる事に幸せを噛み締めていた。
「どうした?昨日やっぱ物足りなかったか?」
「寝てしまってごめんなさい」
自らバスローブを脱いで上に跨がる。
「大胆だねぇ……紗衣お嬢は」なんて言いながらも身体を起こして胸にしゃぶりつく。
触って…とばかりに手を股関に持っていかれ互いに裸になった。
凄い……もう挿入出来るくらい勃ってる。
私も濡れてる。
「まだだよ、まだ挿れねぇ」
「お願い……欲しいの」
「じゃ、俺が満足するまで奉仕してよ」
「ん………」
少しだけカーテンの隙間から朝日が見えてきました。
ベットの上で2つの影が重なる。
固くなったペニスを咥えてバキュームフェラを繰り返す。
「バカっ……それじゃすぐイっちまうだろ」
ギンギンに勃ったペニスをフェラしながら乳首を愛撫したら腹筋がピクピクして感じてくれてるってわかる。
「ダメだ、紗衣のも舐めさせろ」
強引にシックスナインへと移り、互いの性器を貪り合った。
無心に求めていたと思う。
口の中でも更に大きくなったペニスを自らオマンコに擦り寄せる。
「見て………挿入るとこ」
先端がめり込んできた時堪らず喘いだ。
「んんっ……ハァハァ…あぁっ……気持ち良い…っ」
「あっ……そのまま奥まで腰下ろせ」
「ハァハァ……あっ…良いっ……あぁ、イキそう」
「……っく……締めすぎなんだよ」
「ハァハァ…わかんない……わかんないっ」
欲しいがままに腰を振った。
Gスポットにもポルチオにも達していて何度も絶頂を迎えた。
少し突き上げられただけでもイった。
ガクガクになる私を支えながら対面座位でイかされ続けた。
「おいおい、これ奉仕されてんのどっちだよ」
「ハァハァ……ごめんなさい……んんっ」