
【リレー小説】ルイーダの酒場
第20章 ドカーンしないで!
「ちょっと待て、なんでお前達から話しかけてくる?」とパームが魔物達に言う。
「どういうことだ?」
「普段なら、俺達から話しかけてから戦いがはじまるものだ。それ以外なら、俺達が真横スレスレに通ったとて、お前ら正面向いて微動だにしないじゃないか」
「そこまで本作を忠実に再現するかっ!
本来なら別のダンジョンで貴様らを待つつもりだったが、俺達のかわいい部下のはぐれ共が片っ端からやられてると聞いて黙ってはいられなかったんだ 」
「だったら、お前らを倒したら、なにがもらえるんだ?」とムトはブーメランの先を突き付ける。
「魔王の塔の入り口の鍵だ」
そのやり取りを見ていた、戦いにはまだ参加出来ないイワハシが、
「今のレベルでは、まだあの中ボス相手では苦しいぞい。クランチがいけば、さすがに全滅まではいかないが、かなりのダメージが与える事が出来る。だが、そうなれば……」
クランチが自爆すれば、ムト達にとって有利な戦いが出来る。だがそれは、今まで一緒にいた仲間を失うことになる。
「やっぱり、お前を失いたくないぞ」とイワハシは気持ちを吐いた。
だが、クランチは、転がった。
「どういうことだ?」
「普段なら、俺達から話しかけてから戦いがはじまるものだ。それ以外なら、俺達が真横スレスレに通ったとて、お前ら正面向いて微動だにしないじゃないか」
「そこまで本作を忠実に再現するかっ!
本来なら別のダンジョンで貴様らを待つつもりだったが、俺達のかわいい部下のはぐれ共が片っ端からやられてると聞いて黙ってはいられなかったんだ 」
「だったら、お前らを倒したら、なにがもらえるんだ?」とムトはブーメランの先を突き付ける。
「魔王の塔の入り口の鍵だ」
そのやり取りを見ていた、戦いにはまだ参加出来ないイワハシが、
「今のレベルでは、まだあの中ボス相手では苦しいぞい。クランチがいけば、さすがに全滅まではいかないが、かなりのダメージが与える事が出来る。だが、そうなれば……」
クランチが自爆すれば、ムト達にとって有利な戦いが出来る。だがそれは、今まで一緒にいた仲間を失うことになる。
「やっぱり、お前を失いたくないぞ」とイワハシは気持ちを吐いた。
だが、クランチは、転がった。
