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【リレー小説】ルイーダの酒場

第3章 マジシャン パーム

戦闘に自信の無かったパームは、今までにスライム、スライムベス、ドラキーくらいしか戦ったことがなく、それらをチマチマと倒してレベルを上げてきた。

また、ゴールドはたまたま出会った、遊び人の金髪女性に一緒に大道マジックを披露した時に大儲けし、そのゴールドで鋼の剣を購入したが、まだ防具は鎖かたびらだけだ。

「そんなんで、よくここまで来れたなぁ。まあレベルは13あるっていうから、まあ来れないこともないか」

「俺さぁ、実は魔法使いになりたいんだよね」

「魔法使い?」

「俺はマジシャンだから、なにかやってもタネがある。だが、魔法使いはMPが使えて、タネもいらないし」

「まあな」

「魔法使いになるにはどうしたらいい?」

「ダーマ神殿にいくしかないな。でもまだ俺達のレベルじゃ無理だ」

「さっき教会まで来たおじいさん、ピチピチギャルになりたいってお願いしてました」

「あ、言いそうだなあ」



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