
【リレー小説】ルイーダの酒場
第13章 ヤマイの村
「じーさん、顔色悪いけどどうかし……」
パームが話しかけた時、顔色の悪いおじいさんはフラッと倒れてしまった。
ムトたちはおじいさんをほっとけず、宿屋に連れていく。
目を覚ましたおじいさんは水を飲むと、ゆっくりと話し始めた。
「あなたたちにお願いがあります……どうか病を治す薬を見つけてきてはくれませんか? わしの村の者たちが原因不明の病で倒れてしまって困ってるんです……ゴホゴホッ」
「原因不明の病だって?」
ムトは眉間にシワを寄せた。
そしてしばらく考えた末、ムトは、おじいさんにこう言った。
「マツモトキヨシに行きなさい」
「この世界にあるか!」と言ったのは、パームだ。
だが、どうしよう。これからコンペイの塔にいって、おそらく柵はないであろう下に空が見える通路スレスレのところを落ちないように歩いて、無数の階段に迷いながらてっぺんまで行って、なんでこんなところに丁寧に宝箱にしまってあるんだという導きの手綱を取りに行かなければならない。
じいさんの薬も探さなきゃならない。どうしたらいいのか?
「森に行けば薬があるかもよ」とレミファ。
「やめとけ。ギターを弾いた神様が出てきたら、反射的に大きなイチモツを下さいってお願いしてしまう」これは、早く男に戻りたいと願う、ムトの気持ちだった。
パームが話しかけた時、顔色の悪いおじいさんはフラッと倒れてしまった。
ムトたちはおじいさんをほっとけず、宿屋に連れていく。
目を覚ましたおじいさんは水を飲むと、ゆっくりと話し始めた。
「あなたたちにお願いがあります……どうか病を治す薬を見つけてきてはくれませんか? わしの村の者たちが原因不明の病で倒れてしまって困ってるんです……ゴホゴホッ」
「原因不明の病だって?」
ムトは眉間にシワを寄せた。
そしてしばらく考えた末、ムトは、おじいさんにこう言った。
「マツモトキヨシに行きなさい」
「この世界にあるか!」と言ったのは、パームだ。
だが、どうしよう。これからコンペイの塔にいって、おそらく柵はないであろう下に空が見える通路スレスレのところを落ちないように歩いて、無数の階段に迷いながらてっぺんまで行って、なんでこんなところに丁寧に宝箱にしまってあるんだという導きの手綱を取りに行かなければならない。
じいさんの薬も探さなきゃならない。どうしたらいいのか?
「森に行けば薬があるかもよ」とレミファ。
「やめとけ。ギターを弾いた神様が出てきたら、反射的に大きなイチモツを下さいってお願いしてしまう」これは、早く男に戻りたいと願う、ムトの気持ちだった。
