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クリスマスイブ

第1章 雪の夜

雪の積もって無い場所を歩いた時だった。

ツルッ!ステンッ!

「痛っ!」

暗くて気づかなかったがそこは凍っていたらしい。
気付かずそこへ足を踏み出した僕は下手なスケートの如く、見事に滑って尻餅をついてしまった。

「お兄さん、大丈夫?」

「え?」

そこには白いワンピースを着た小さな女の子が立っていた。

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