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ただ犯されたいの

第4章 【管理人さんに強制中出しされる日々】






「あの、201号室の澤田です!」




緊張気味に名乗ると扉が開いたが中から出て来たのはいつもの管理人さんではなく、この前見た息子さん。




ヤバっ!またタイミング間違えた!




「なに?」




「あの、えっと、管理人さんは?」




「俺だけど」




「えっ!?」




「親父に用があったの?もういい歳だしそろそろ世代交代ってやつかな?息子が管理人引き継いだんで、宜しく〜!あ、別に今まで通り何も変わったりしないんで、家賃もそのままの額で結構っすよ」




「えっと……あの、その事でお話が……」




そう言うと中に入るよう言われました。
滞納の話を相談した時もあがらせてくれたので初めてではありません。
しかし、話すなら管理人さんが良かったです。
息子さんになんて顔から火が出るほど恥ずかしい。




「あっ………澤田さん、先月滞納してますよね?」




タブレット端末で確認しながら目線を合わせてきた。
テーブルに頭がつくほど下げました。




「すみません!先々月で派遣切られてしまいまして、今もやっと、アルバイトを掛け持ちしてるんですけどやっぱり払える状況でもなくて…」




話しながら情けなくて……でも泣くのは絶対に違う。
情けを乞う訳にはいかない。




「ふーん、ていうか今回が初めてじゃないですね、払える能力がないんなら本来なら強制退去ですよ?賃貸契約結んでるでしょ?」




「はい……その通りです」




「で、優しい親父なら今回も許して貰える……そう思った訳だ?残念っした!俺が管理人になったからにはそんな情け一切しないから」




わかってる。
それが普通だ。
何も間違ってない。
落ち度があるのは100%私。




その時、玄関が開いて帰って来たのは管理人さんで家の中に私が居たので驚かせてしまった。




「あれ?澤田さん?どうしたんじゃ?」




「あ、えっと、家賃の事でお話を」




「家賃?あぁ、困った時はお互い様や、なぁ、武志」




また畑仕事に出ていたのだろうか。
此処から歩いて10分ほどの所に管理人さんが所有する畑がある。




「親父は甘いね」




冷たく言い放ち「とりあえず飲めよ」と薬を手渡していた。
水で流した後優しく微笑んでくださりました。









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