ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第4章 【本音と建前】
頭を垂れてお尻だけ突き出してる状態で片腕を後ろに引っ張れた。
結合部が余計に圧迫してポルチオイキする。
痙攣し過ぎてドサッと倒れ込む。
上に被さり寝バックピストンが容赦ない。
「ずっと挿入ってたいです……」
「蓮くんもう良いよ……イって?」
「嫌だよ……イったらまた違う誰かのが挿入るんでしょ?」
隙間ないくらい抱き締められて速い鼓動が背中から伝わってきてる。
顔見たいからゆっくり反転した。
正常位になって今度は私から抱き締める。
「どうすれば……高峰悠を手に入れれますか?」
「え…?」
「タカラアキじゃなく、高峰悠が欲しいです……僕はどうすれば良いですか」
胸の奥がギュンとした。
また泣きべそかくから拭ってあげる。
「ちゃんと目の前の私見てる…?蓮くんと繋がってるよ?私には蓮くんが必要だよ……もう一部なの……それくらいわかってよ」
「大人の関係は嫌です…」
「アハハ……わかってるよ」
「僕の事、好きですか?」
「うん、好きだよ」
中で畝った。
リアルで直結するんだね。
嬉しいの?嬉しそうだ。
ちゃんと好きって言ってなかったかな。
覚えてないや。
好きじゃなきゃこんな関係にはならないはずなんだけど。
まぁ、章介は例外で。
「イって良いですか?」
可愛くそう聞くもんだから脚でホールドしてあげた。
奥に出して……たっぷりね。
蓮くんのオチンチンはイキやすい。
同時にイケそう。
激しく痙攣した後は額に滲んだ汗にそっとキスをする。
トロンとした目で唇にもキスを強請ってくるのが愛しくて堪らない。
今なら純愛描けそう。
ウィスキー片手に液タブに向かって曲線を描くみたいに絵を描いている。
割と集中して描いてて、液タブ用の手袋すら忘れて没頭していた。
無意識にグラス取ろうとしたらヒョイと取り上げられて、蓮くんが飲んでしまった。
お酒飲めないでしょ?と思った瞬間、それを口移ししてきたの。
可愛くない?
ちょっと放置されてたから拗ねてるみたい。
こういうのはうんと年下の子がやれる特権よね。
章介だったらブチ切れしてる。
少しだけ喉まで垂れちゃった雫も舐められて唇に戻ってくる。