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妄りな昼下がり(仮)

第2章 雪 30

成は元々浮気相手だった、以前付き合っていた彼氏と別れそうになった時、友達が昼下がりに不倫している男の子がいるんだけど紹介するね?
と言われて、何故か三人で遊びに行く事になった。
不思議な関係だったけれど成は雪を見た瞬間恥ずかしそうに何も喋らなかった。
薄情そうな何も語らない薄い唇、クールな切れ長の目元は、雪の嫌いなタイプでは無かった、細く曲がった鼻筋は女難の相が出ていた。
雪は一通り成を見た後に何故か運命めいた物を感じていた。友達の不倫相手だから、欲しくなるのか。
ただ身体が欲しているだけなのか分からなかった。

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