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もういや…

第1章 【1章】この病院に通う事になったきっかけ

え……ゼリー。

遥斗「ほら。口開けて。」


まこ「え…」


慌ててるその隙に口の中に入れられた。


まこ「ん!!泣」


遥斗「こらこら。もう夜だから大きい声出さないの。このままゴックンしてみなさい。」


そんなこと言ったって…


遥斗「吐いても受け止めてあげるから。1回やってみなさい。喉詰まってもここは病院だよ。笑」


そう言って煽るように笑ってくる。


頑張るしかない。


まこ「んぐ…ゴックン」


遥斗「飲めた?」


まこが涙目で頷く。


遥斗「よし!偉いぞ!!よしよし」


遥斗先生の顔を見るとさっきまでの優しい顔に戻っていた。


まこ「私…頑張った。泣」


遥斗「よしよし頑張ったな!」


背中をとんとんされてる間に私は夢の中に入ってしまった。

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