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瑠璃色の補習

第1章 出会い

授業を終え、職員室に戻り名簿に出席をつける。
今日も早河以外はパーフェクト。


で、問題の早河ってのはどんな子なんだ?


北沢は生徒の顔と名前が載った一覧を見る。


北沢「はやかわ、、はやかわっと、、」


あっ、こいつか、


肩まで伸ばしたストレートヘアがよく似合う目の大きな、いかにもモテそうな子だった。

学内のカップルには配慮し、出来るだけペアを組ませるようにはしているが、学外の生徒と付き合っている子の中には性の授業をサボる輩もいた。

どうせコイツもそのパターンだろ。 

それにしても1年の第一回の授業しか受けてないじゃないか、、


ん?でも、他の科目の成績はめちゃくちゃいい、、。

なんで性の授業だけ出ないんだ?

、、これはただのサボりじゃないな、、。


北沢は放課後、彼女を生徒指導室に呼ぶことにした。

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