瑠璃色の補習
第1章 出会い
コンコンコン
瑠璃「失礼します、、。3-2の早河です。えっと、放課後生徒指導室にくるように言われて、、」
生徒指導室に恐る恐る入ると給湯室の方から若めの男性が出てきた。
北沢「早河瑠璃さんは君?」
瑠璃「はい、えっと、、、あなたは、、?」
北沢「ふっ、、分からないか笑 そうだよな。初めましてだもんなー!体育科の北沢だ。君のクラス3-2の担当だ。よろしく。」
北沢が手を差し伸べるも瑠璃は手を出そうとはしない。
瑠璃「、、、。体育科、、。私に授業に出るように説教するために呼んだんですね。それなら無駄です。私は授業にはでません。」
今までやんわりとした雰囲気で話していた瑠璃の口調が突然ビシッとしたものに変わった。
北沢「なるほど、、そういうスタンスね。まぁいいや。座って?紅茶でも飲みながら少し話そうよ?」
瑠璃「、、、。」
黙りこくる瑠璃に紅茶を差し出し北沢は話しかける。
北沢「早河は成績優秀みたいだね⁈何の科目が得意なの?」
瑠璃「、、別に、、。特に得意なものとかはありません、、。
北沢「おー!じゃあ、どの教科もできて万能ってわけだ!」
瑠璃「、、、。」
相手の反応がないのを気にする様子もなく北沢は鼻歌を歌う。
北沢「早河瑠璃かぁ、、いい名前だなぁー。俺、この名前好きだな。」
独り言のように話す北沢についに瑠璃が口を開いた。
瑠璃「、、、。あの。先生は私を何のために呼んだんですか?」
北沢「ん?それもう聞いちゃう?笑」
瑠璃「、、、。」
ふざけ口調の北沢に苛立ちを見せる瑠璃。
北沢「ごめんごめん。ちゃんと話すから。じゃあ本題。」
先程の人物と同じとは思えないほど北沢は真面目な顔になる。
北沢「君がこの授業を受けたくない理由、あるいは受けられない理由があるなら僕に聞かせてくれないかな?」
瑠璃「失礼します、、。3-2の早河です。えっと、放課後生徒指導室にくるように言われて、、」
生徒指導室に恐る恐る入ると給湯室の方から若めの男性が出てきた。
北沢「早河瑠璃さんは君?」
瑠璃「はい、えっと、、、あなたは、、?」
北沢「ふっ、、分からないか笑 そうだよな。初めましてだもんなー!体育科の北沢だ。君のクラス3-2の担当だ。よろしく。」
北沢が手を差し伸べるも瑠璃は手を出そうとはしない。
瑠璃「、、、。体育科、、。私に授業に出るように説教するために呼んだんですね。それなら無駄です。私は授業にはでません。」
今までやんわりとした雰囲気で話していた瑠璃の口調が突然ビシッとしたものに変わった。
北沢「なるほど、、そういうスタンスね。まぁいいや。座って?紅茶でも飲みながら少し話そうよ?」
瑠璃「、、、。」
黙りこくる瑠璃に紅茶を差し出し北沢は話しかける。
北沢「早河は成績優秀みたいだね⁈何の科目が得意なの?」
瑠璃「、、別に、、。特に得意なものとかはありません、、。
北沢「おー!じゃあ、どの教科もできて万能ってわけだ!」
瑠璃「、、、。」
相手の反応がないのを気にする様子もなく北沢は鼻歌を歌う。
北沢「早河瑠璃かぁ、、いい名前だなぁー。俺、この名前好きだな。」
独り言のように話す北沢についに瑠璃が口を開いた。
瑠璃「、、、。あの。先生は私を何のために呼んだんですか?」
北沢「ん?それもう聞いちゃう?笑」
瑠璃「、、、。」
ふざけ口調の北沢に苛立ちを見せる瑠璃。
北沢「ごめんごめん。ちゃんと話すから。じゃあ本題。」
先程の人物と同じとは思えないほど北沢は真面目な顔になる。
北沢「君がこの授業を受けたくない理由、あるいは受けられない理由があるなら僕に聞かせてくれないかな?」