幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第9章 【Chapter9/4人のシェア彼女】
一足早く乗った観覧車で何度もキスしたね。
絶対他のカップルや乗ってた人たちに見られてたような気がする。
「何か恥ずかしかった……俺、友達の前だとちょっと違うだろ?ナヨってて幻滅した?」
観覧車の最期の方で珍しく弱気発言。
「大丈夫だよ、それを言うなら完全に息巻いた私の方が幻滅でしょ」
「バーカ、あれはめちゃくちゃ嬉しかったよ、俺を立ててくれたじゃん」
「いや、普通にムッとしただけ、子供みたいな真似しちゃったね、ごめんね」
扉が開いて手を引いて降りる。
同僚カップルとも合流して夜も一緒にご飯食べるかって話になったけど。
「ごめん、俺らもう帰るわ、送って行かなきゃだし」ってまだ暗くもなってない夕方に。
お礼だけちゃんと言って早々と別れた。
「え?え?良かったの?お友達ポカーンとしてたよ?」
「良いの良いの、あいつらにはちゃんと紹介したしダブルデートも成功したろ?後は紘子と2人きりでゆっくりしたい」
面と向かってそう言われたら何も言えなくなる。
だからって早く切り上げなくても。
あいつらも察してるよって本当?
全然そんな感じじゃなかったけど。
少しだけ歩いて電車で移動して適当に降りた駅のすぐ近くのホテルに入った。
いかにもって感じのラブホだ。
颯爽と部屋を決めてエレベーターに乗り込む。
誰も会う可能性ないからって壁に押し倒すほど激しく唇を奪われた。
「ごめん、余裕ない」
わかってる。
観覧車でもかなり濃厚なキスされちゃったもん。
ムラムラしてるのは気付いてた。
「あぁ……何でそんな可愛いんだよ!全部奪いたくなるだろ」
あ…………この目…………逃げきれないやつだ。
熱く色っぽい視線で私を射抜いてくる。
「今日だけなら奪って良いよ、まだいっくんの彼女だもん」
わかってて煽る私も私だよね。
逃げきれないならわざと捕まってあげる。
その視線、外してあげないよ。
脚の間に入ってきてよ。
固いの突き付けてきて。
首に手を回してこの身を差し出すから。
「止まんねぇよ?めちゃくちゃにしちゃうかも」
「良いよ、好きにして」
2人は激しく絡み合いながらベットに移動した。