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恵子の花びら ~淫母・恵子~

第1章 「始まり…」

【プロローグ】

「綺麗だね。」

ベッドに横たわりながら、若い男は嬉しそうに話しかけます。

「そんなに見ないで。」

「それは無理だよ。男なら誰だって見てしまうよ。」

「もぅ、恥ずかしい…。」

そう言いながらも、着ていた服を脱ぐと男を魅了する身体が露わになっていきます。

真っ白な肌と、それに合わせたような真っ白なランジェリー。

シルク製のブラジャーは、たわわに実った果実をより美味しそうに見せていました。

身長   :169センチ

体重   :56キロ

バスト  :86センチ Fカップ

ウエスト :62センチ

ヒップ  :97センチ

彼にお願いされて測った時のサイズです。

フィットネスやジョギングのおかげで、想像していたよりは悪くない体型に、ホッとした事を覚えています。

「ねぇ、早く。」

彼に促され、ランジェリーを脱ぎ、結わえていた髪をほどきます。

豊満な身体と肩まで伸びた黒髪、そして切れ目な顔立ちが、妖艶さを漂わせていました。

20以上も歳下の男に、甘えた声を発しながら抱きつく女。

「あなたぁ…。」

やがて一対の男女は、ケダモノのように交わり始めます。

「あっ、んっ…、あっ、ああっ……んっ、くっ、んんっ……。」

寝室に響く、淫らな声…。

時間の経過とともに、その声は激しさを増していきます。

「あっ、ああっ、んんっ、あっ、あっ、あっ、ああっ…。」

「うっ、くっ、そろそろ、逝くよ!!」

「ああっ、あっあっ、あっ、ああっ、あっあっ、ああああああっ!!」

叫びにも似た声を最後に、部屋には静寂が訪れました。

しばらくすると男は静かな寝息をたて始めます。

女はそれを確認すると、微笑みながら彼の頬にキスをします。

そして彼を起こさないようにそっとベッドから離れ、1階にあるキッチンに向かいました。

私は、恵子と申します。

今夜も最愛の息子に抱かれてきました。

淫らな母親です。

けど、後悔はしていません。

なぜなら、それは私がずっと望んでいたことなのですから…。

しかし、それは人として許されない、禁断の行為です。

だからこそ、懺悔の気持ちも込めて、ありのままを告白いたします。

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