『出会い系サイトのレイプマン』第1章「レイプマン登場」　129ページ

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第1章レイプマン登場

ええっ！？もう逮捕されているんですか？

私は、この事件を担当していまして、難解な事件で、苦労していました。正直な所、あなたが御無事なのが不思議です。これから市原警察所で、お話を聴かせてもらえますか？ご同行願います。ええっ！？警察に同行するんですか？うわ～めんどくさいわね、真田刑事に市原警察署まで、同行して下さいと言われて、田中理沙と佐藤真理恵は鳥居の門を、くぐり抜けた。あれっ？パトカー6号、このパトカーって深夜に、あたしの前を通過した、パトカーじゃないよ、もう、助けて欲しい時は、通りすぎちゃって、今ごろになって現れるんだから。こちらからどうぞ、若い佐久間巡査が、パトカーの後部座席を開けて対応をしてくれた。バタン！うわ～ん、結局警察沙汰だよ、パトカーに乗っちゃたよ。田中理沙と佐藤真理恵を、乗せたパトカー6号が、林家商店の前を通過して、走り出して行った。

林家さん、さっきの女の子ですけど、あの女の子が、まさに、鬼神ですよね。林家商店の隣にいた、ドライブイン山鳥の若旦那も、ああ、そうだよ、とうなずいた。この高滝部落に住み着いていた、悪い連中を、見事、自力で退治したのだからね、さっきの女の子がまさに鬼神だよ。

高滝部落周辺で、連続発生していた、強姦事件の犯人達は逮捕された。戦前に造られた鬼神の攻撃力は、弱まっていたが、犯人達を叩きのめすだけの力は残っていた。家族を守れる思いが、武器を造りその造られた武器が、高滝部落を守る為に炸裂したのだ。これで、高滝部落に平和が、戻り悪い噂もなくなる事だろう。

完結です。