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ほしとたいようの診察室

第8章 入院生活は続く



夏真っ盛り。

外は朝から気温が上がっている。


こんな中、遠くへ行けるような体力もないだろうと思いつつ、道端で倒れていたりなんかしたら命取りである。



一刻も早く、見つけ出さなくてはならない。




のんちゃんが5歳だった夏を思い出す。

……脱走、2回目か。
笑えるような状況じゃないけれど、そんなことを考えていた。





……

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