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ほしとたいようの診察室

第8章 入院生活は続く



言葉を考える前に、口からこぼれ落ちていた。


いや、考えすぎて頭の中がぐちゃぐちゃになる前に、はっきりと伝えたかった。



後退りせずに、のんちゃんと向き合いたかった。









色のなかった世界に一輪の花が咲くように。
何かが大きく、動く気配を感じた。





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