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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 197 20年越しの絶頂

「ああんっ、やっ、イッ、イクっ、あっ、くるっ、あっ、っくうぅぅ……」
 するとノンはそう叫び、全身を強張らせながらのけ反り、そして小さく激しく震わせながら絶頂感を迎える。

「っくうぅぅ、あ、あぁぁぁ………」

「あ、あぁ、ノ、ノンっ…」
 私も限界が来ていた、ノンの絶頂を確認した途端に射精感が湧き起こってきたのだ。
 
 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「うっ、ううっ…」
 ラストスパートで思い切り中を突き上げていく。
 
 すると…
「あっ、んんっ…ちょうだい、お口にぃ…、ちょうだいっ」
 と、ノンは喘ぎ、震えながらそう言ってきたのである。
 その言葉が弾きがねとなった。

「うおっおぅ…」
 そう絶頂感の叫びを上げ、最後にグッと奥へ突き、そして一気に引き抜き、ノンの唇へ怒張を寄せていく。
 
「あっ、んん、あぁぁっ」
 するとノンは最後の絶頂感の絶叫を上げて怒張を掴み、自ら唇へと導いたのだ。

「うおっ、っくうっ…」
 そして私は怒張をノンの唇に導かれ、口の中で射精という大爆発を起こした。

「あっ、うっ、ううっくっ」

「むっ、うっ、むむっ…」
 ビクッ、ビクッ、ビクッと三度の射精の絶頂の震えを起こし、激しく射精をする。

「む、むむっ、うぅぅ」
 そしてノンは、そんな私の噴き出した精子を一滴も溢さない様にと、必死に呑み込んでいく。

「はぁ、はぁ、はぁ、ふうぅ…」
 そして全てを噴き出した私は、一気に脱力感に襲われて、ノンの上へと倒れ込む。

「うぅぅ、んん…」

「ああっ、おい、そんな…」
 なんとノンは噴き出した私の精液を全て呑み込んだのだ。

「ふうぅぅ…」
 そしてそう吐息を漏らし、ニコリと微笑みながら目を閉じる。

「そんな、飲むなんて…」

「ふうぅ、いいの、こうちゃんのだから…
 いいのよ…」
 そうまだ息を荒げながら囁いてきたのだ。

「やっぱり…
 甘かったわ…」
 そしてそうも囁いてくる。

 そんなノンの囁きに私の心は震えてしまう。

「ノン………」
 そして抱き締めながらキスをしていく。

「あ…ん………」
 ノンも、そのキスに感極まった喘ぎを漏らしてきたのだ。

 私達は20年越しの絶頂をしたのである…


 そして抱き合いながら、しばし寝落ちする…




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