
シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一
198 寝落ちの後に
「……………ん、ん、ふぅ……」
ハッと目が覚めた。
「あ…、寝ちゃった……のか…」
思わず呟くと…
「うん、寝てたよ」
そう傍らに居るノンが囁いてきた。
「そ、そうか…」
ふと枕元の時計を確認すると僅かに5、6分の寝落ちなのだが、その間にノンに寝顔を見られていたと思うと少し気恥ずかしく感じる。
そして、そう思いながらノンに目を向けると穏やかな、優しい微笑を浮かべながら私を見ていた。
「な、なんだよ…」
なんとなく恥ずかしい。
「うふ、なんかぁ、こうちゃんは変わらないなぁ…ってさ」
「いや…そんなことないさ」
「ううん、変わってないわよ…」
囁きながら首を振る。
「いや、もうすっかりオジさんだよ」
思わずそう呟いた。
「ううん、そんなことないわ、まだまだ若いよ…」
「いや、こうして終わってから一瞬でも寝落ちしてしまうとこなんてさ、すっかりオジさん丸出しじゃん」
それは本音である。
本来ならば、逆に終わってキスをした後に私が優しくノンを抱き寄せて、腕枕でもする場面であったのだが、キスをした後にまだ息の荒さが治まらなくて仰向けになり、ふと、気を緩めた瞬間に寝落ちしてしまったのだ…
オジさん以外の何者でもない。
「違うわよ、それだけ頑張ってわたしを愛してくれたってことよ」
ノンはそんな嬉しい言葉を言ってきた。
「え、あ、うん…」
確かに頑張ったのだ…
それはこの20年前のノンの無念さが良く分かったし、伝わってきたからその懺悔の意味もあったし、また、この逢瀬でより強い快感、絶頂感に導く事でノン自身の心のわだかまり等を吹き飛ばず事が出来るとも想っていたからである。
「でもさぁ、さすがこうちゃんだわぁ…」
「え、さすがって?」
「うん、さすがよ…」
そしてノンは話しをしてくる。
「わたしさぁ…」
…挿入れてイケたのさぁ、本当に久しぶりだったのよぉ
だってさぁ、今の彼はやっぱり若いっていうかぁ、過去にそれ程の女性経験が無かったみたくってさぁ、イマイチっていうかぁ、速いっていうかぁ
まだまだなのよねぇ…
と、やや恥ずかしそうに話してくる。
「そ、そうなんだ…」
「うん、まだまだなの…
でもね、一生懸命に愛してくれてはいるのよ…」
「……………ん、ん、ふぅ……」
ハッと目が覚めた。
「あ…、寝ちゃった……のか…」
思わず呟くと…
「うん、寝てたよ」
そう傍らに居るノンが囁いてきた。
「そ、そうか…」
ふと枕元の時計を確認すると僅かに5、6分の寝落ちなのだが、その間にノンに寝顔を見られていたと思うと少し気恥ずかしく感じる。
そして、そう思いながらノンに目を向けると穏やかな、優しい微笑を浮かべながら私を見ていた。
「な、なんだよ…」
なんとなく恥ずかしい。
「うふ、なんかぁ、こうちゃんは変わらないなぁ…ってさ」
「いや…そんなことないさ」
「ううん、変わってないわよ…」
囁きながら首を振る。
「いや、もうすっかりオジさんだよ」
思わずそう呟いた。
「ううん、そんなことないわ、まだまだ若いよ…」
「いや、こうして終わってから一瞬でも寝落ちしてしまうとこなんてさ、すっかりオジさん丸出しじゃん」
それは本音である。
本来ならば、逆に終わってキスをした後に私が優しくノンを抱き寄せて、腕枕でもする場面であったのだが、キスをした後にまだ息の荒さが治まらなくて仰向けになり、ふと、気を緩めた瞬間に寝落ちしてしまったのだ…
オジさん以外の何者でもない。
「違うわよ、それだけ頑張ってわたしを愛してくれたってことよ」
ノンはそんな嬉しい言葉を言ってきた。
「え、あ、うん…」
確かに頑張ったのだ…
それはこの20年前のノンの無念さが良く分かったし、伝わってきたからその懺悔の意味もあったし、また、この逢瀬でより強い快感、絶頂感に導く事でノン自身の心のわだかまり等を吹き飛ばず事が出来るとも想っていたからである。
「でもさぁ、さすがこうちゃんだわぁ…」
「え、さすがって?」
「うん、さすがよ…」
そしてノンは話しをしてくる。
「わたしさぁ…」
…挿入れてイケたのさぁ、本当に久しぶりだったのよぉ
だってさぁ、今の彼はやっぱり若いっていうかぁ、過去にそれ程の女性経験が無かったみたくってさぁ、イマイチっていうかぁ、速いっていうかぁ
まだまだなのよねぇ…
と、やや恥ずかしそうに話してくる。
「そ、そうなんだ…」
「うん、まだまだなの…
でもね、一生懸命に愛してくれてはいるのよ…」
