
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
132 ビアンな夜(73)
「……………ん…んん……」
あ…
目覚めるとわたしはベッドの上にいた。
「……は…ぅ…」
見知らぬ天井…
柔らかなベッドの感触…
隣から聞こえてくる…
寝息…
そして暖かな体温と…
柔らかな肌の感触…
そして若干の湿り気…
「…ぁ…ふぅぅ……」
そうか…
あのまま意識を飛ばして寝てしまったのか…
ゆっくりと意識が覚醒してきた。
ズキ…
ズキ、ズキ…
ズキ、ズキズキ…
その意識と共に疼きも覚醒してくる。
『……ほら…みさえ…ベッドに行こうか…』
そして、そんなゆかりの声が脳裏に蘇ってきた。
『んっ…わ、わたしに掴まってぇ……』
そして肩を抱き抱えられ、引きずられるようにベッドルームへと運ばれた感触も蘇ってくる。
そうか…
わたしはあの絶頂感のままに意識を飛ばし…
ゆかりによって、なんとかこのベッドに寝かせてもらったみたいだ…
ズキズキ…ズキ…ズキ…
そして、記憶の覚醒と共に、疼きもゆっくりと落ち着いてきた。
わたしは横を向き、隣で穏やかな寝息を立てて寝ているゆかりの顔を、美しい寝顔を見つめる。
ゆかり…
すると、昨夜のキスから…
そしてキスから始まった、禁断の熱い抱擁…
甘いキス…
柔らかな感触…
蕩けそうな快感と絶頂感…
終わらない昂ぶる想い…
と、それ等のそんな夢の様な記憶の残像がゆっくりと脳裏に蘇り、巡り、流れていく。
ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…
だが、この感じている疼きの余韻が、それが夢ではなく…
現実なんだ…
さっきまでこの横で寝ているゆかりと夢中になって愛し合ったのだ…
と、伝えてきていたのである。
ゆかり…
わたしはそんな事を想いながら意識をゆっくりと覚醒させ、そして隣のゆかりの寝顔を見つめていく。
ザワザワ、ザワザワ…
すると今度は、胸が、いや、心が、騒ついてきた。
そして脳裏に、あの約三ヶ月前から感じて現在に迄に至る、ゆかりの、あの『憧憬の目』といえる熱い視線が浮かび上がってきたのだ。
そう…
全てはあの『憧憬の目』から…
そう想い、心を騒つかせながら寝ているゆかりを見つめると…
あ…
気付くと、その唇に口吻をしていた…
まるで吸い寄せられたかの様に…
「……………ん…んん……」
あ…
目覚めるとわたしはベッドの上にいた。
「……は…ぅ…」
見知らぬ天井…
柔らかなベッドの感触…
隣から聞こえてくる…
寝息…
そして暖かな体温と…
柔らかな肌の感触…
そして若干の湿り気…
「…ぁ…ふぅぅ……」
そうか…
あのまま意識を飛ばして寝てしまったのか…
ゆっくりと意識が覚醒してきた。
ズキ…
ズキ、ズキ…
ズキ、ズキズキ…
その意識と共に疼きも覚醒してくる。
『……ほら…みさえ…ベッドに行こうか…』
そして、そんなゆかりの声が脳裏に蘇ってきた。
『んっ…わ、わたしに掴まってぇ……』
そして肩を抱き抱えられ、引きずられるようにベッドルームへと運ばれた感触も蘇ってくる。
そうか…
わたしはあの絶頂感のままに意識を飛ばし…
ゆかりによって、なんとかこのベッドに寝かせてもらったみたいだ…
ズキズキ…ズキ…ズキ…
そして、記憶の覚醒と共に、疼きもゆっくりと落ち着いてきた。
わたしは横を向き、隣で穏やかな寝息を立てて寝ているゆかりの顔を、美しい寝顔を見つめる。
ゆかり…
すると、昨夜のキスから…
そしてキスから始まった、禁断の熱い抱擁…
甘いキス…
柔らかな感触…
蕩けそうな快感と絶頂感…
終わらない昂ぶる想い…
と、それ等のそんな夢の様な記憶の残像がゆっくりと脳裏に蘇り、巡り、流れていく。
ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…
だが、この感じている疼きの余韻が、それが夢ではなく…
現実なんだ…
さっきまでこの横で寝ているゆかりと夢中になって愛し合ったのだ…
と、伝えてきていたのである。
ゆかり…
わたしはそんな事を想いながら意識をゆっくりと覚醒させ、そして隣のゆかりの寝顔を見つめていく。
ザワザワ、ザワザワ…
すると今度は、胸が、いや、心が、騒ついてきた。
そして脳裏に、あの約三ヶ月前から感じて現在に迄に至る、ゆかりの、あの『憧憬の目』といえる熱い視線が浮かび上がってきたのだ。
そう…
全てはあの『憧憬の目』から…
そう想い、心を騒つかせながら寝ているゆかりを見つめると…
あ…
気付くと、その唇に口吻をしていた…
まるで吸い寄せられたかの様に…
