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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 188 ビアンな夜(90)

 わたしはスカートにシミができちゃうくらいに、激しく濡らしていた。

「あ……や、恥ずかしい…」
 本当に恥ずかしい。

 こんなに濡らしちゃうなんて… 


「本当ね、恥ずかしいくらいに…変態ね…」
 すると、その羞恥な想いに更に追い打ちを駆けるかの様に続けてそう言ってくる。

「あぁ…」

 そして一気に羞恥心に陥ってしまう…

「はい、腰を持ち上げてぇ…」

 わたしはそんな恥ずかしさに、羞恥心に、為すがままになっていた…

「あ、ブラウスも脱いじゃおうね」
 美冴さんはそう囁きながら、続けてブラウスも脱がせてくる。

「…………」
 そして続けてスカートも脱がされてしまう。


「あ、なんか、やらしい恰好…」
 わたしは黒いキャミソールと黒いレースのパンティ、そしてナチュラルカラーの薄い光沢の艶やかなパンティストッキングだけの姿になっていた。

「わたしも脱いじゃおう…と」
 
 美冴さんはそう呟き、自らそくさくと脱ぎ始め、薄い水色のブラトップと黒いレースのパンティと、薄いチャコールグレイのストッキングの姿になった…
 そしてやはり、昨夜、ボソッと云っていた様に、紐パンティを穿いていたのだ。

『前の彼氏のせいで、殆ど紐パンティしか持ってないの…』


「ぁ……」
 昨夜のそんな呟きを想い返しながら紐パンティに目を、視線を向ける。


「あ、ほら、ほとんど紐パンティしか持ってないから…」
 そんなわたしの視線を感じたのか、恥ずかしそうに云ってきた。

 その声音は…
 さっきまでの一方的に言葉で責めてきていた強気な勢いが一瞬消え、いつもの、どことなくシャイな美冴さんの感じに戻った気がする。

 だが、そんな感じは一瞬であった…
 
「ほら…」
 直ぐにそう囁きながら自らパンティストッキングのウエストのゴムの中に手を入れて、そして紐パンティの紐を解いて脱いできた。




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