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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 189 ビアンな夜(91)

「ほら…」
 直ぐにそう囁きながら自らパンティストッキングのウエストのゴムの中に手を入れて、そして紐パンティの紐を解いて脱いできた。
 
「ふ…ぅぅ…」
 そう吐息を漏らし、スルスルと紐パンティを解いてスッと引き抜き、ノーパン、パンストの姿になったのだ。
 
 そしてわたし達はお互いに下半身をストッキングだけの姿となり、膝立ちで向かい合う…

「あぁ…」
 そんな美冴さんのパンスト直穿きという姿を、その腰周りを見つめ…

「ぁぁ、き、きれ…い…」
 思わずそう呟いてしまう。

 本当に、美冴さんのその姿が美しく感じていた…

 恥ずかしそうに身を捩り…
 そのほぼ無毛な魅惑の股間の三角エリア…
 そして、なんとなく、全体的にしっとりと、艶やかな光沢を放っている美しく型の良いストッキング脚…

 本当にきれいなのだ…


「あぁ、み、みさえさん…」
 その美しい美冴さんのストッキング姿に心が震え、昂ぶり、そう囁きながら…
 抱き付き、キスをしていく。

 それは無意識の衝動の動きであった…

「あ…」
 その無意識の衝動のキスに、心を震わせ、一気に、疼きが昂ぶる。

「あっ…んんっ…」
 そしてその衝動の勢いのままにキスをしながら押してしまい…
 そのまま上になり、二人で倒れ込んでしまったのである。


「み、みさえ…さ…ん…」
 わたしは上になり夢中になって唇を、舌を貪っていく。

「あ…ん…ぁぁ…」

 そのキスに…
 同性同士の得も言えぬ様な柔らかく、蕩け、融けてしまう様なキスに…

 女の…
 いや、淫らなメスの想いが一気に思考を支配してきた…

 そして…

 なぜか…

 なぜか、あの『黒歴史時代』の昂ぶりが蘇ってきたのだ。

 あの変態的な…

 女王様然とした…

 唯我独尊的な支配欲の衝動の想いの昂ぶりが…

 蘇ってきたのである…




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