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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 194 ビアンな夜(96)

「ふぅぅ…」
 みさえは吐息を漏らしながら、上体を捩り、わたしを見つめ…

「あぁ…もう…
 わたしが責めようと思ってたのにぃ…」
 と、潤んだ目を向け、口を尖らせて…
 そう呟いてきた。

 あ…
 その表情がかわいい…
 思わず、心が揺れてしまう。

 そして…

「もう…みさえを責め続けようと思っていたのにぃ…」
 そう呟きながら、そのまま四つん這いの姿勢で、わたしに向かってくる。

 その四つん這いの姿勢も、かわいいのだ…
 わたしはそんなみさえに見とれてしまう。

「もう…」
 またまた口を尖らせてそう呟きながら、見とれているわたしの股間にスッと頭を入れてきた。

「あっ…」
 みさえはそこからは速かった。
 アッという間に両脚を抱え、今度はわたしの股間に顔を押し付けてきたのである。

「ふうぅ…いやらしい匂い…」
 そしてそう呟くと、右手の指先ですっかりと濡れそぼっているパンティストッキングの股間のマチ部をグリグリと弄り、ストッキングの下のパンティのマチ部をズラしてきたのだ。

「あんっ」

 それは本当に早技といえた…

 そしてパンティストッキングの股間のマチ部も、パンティも、わたし自身の興奮によりぐっしょりと濡れていたので、ナイロン繊維も、パンティの布地もゆるゆるに緩んでいたから、簡単にズレてしまったみたいであった。

「んんっ…」

 またしても早技だ…

 あ、ズラされた、と思った瞬間に、みさえの指先が露わになったヒダをストッキングのナイロン繊維の上越しから撫でてきた。

「あんっ…」

 思わず快感に震えてしまう…


 ストッキングのマチ部は溢れ出ている愛の蜜によりぐっしょりと濡れていて、その湿り気がローション代わりともなり、ナイロン繊維のザラザラとした肌触りが適度に緩み、絶妙な快感を生んできたのだ。 
 
 つまりは、ストッキング直穿きの愛撫と同じになった感じである…

「んんっ、あん、や…」

 それに尚、さっき一度は自らの指先の弄りにより絶頂感を迎えていたから、微妙にヒダは充血し、敏感になっていた…

 だから…

 そのみさえの指先による撫で擦りの愛撫が…
 震える程に敏感に感じてきたのだ。

 そしてみさえは脚を抱えながらももう片方の指先で撫でてきたから、更に昂ぶってしまっていた…

 


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