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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 23 ヴィーナスの背中

 律子をうつ伏せにし、濃紺のタイトなワンピースのジッパーを下げると、美しい真っ白な背中が露わになった。
 私は思わずその美しい背中に唇を這わせていく。
 すると、甘い香りが鼻腔を刺激してきたのだ。

 これがゆかり曰く、シャネルの香りか…
 確かに甘く、そして心を魅く香りである。

 これなら一発で残り香になってしまうだろうな…
 私はその甘いシャネルの香りに包まれなら、律子の白く、美しい背中に舌を這わせ、そう想っていた。

「あ、あぁぁ…」
 私の舌先の微妙なタッチの愛撫に律子はうつ伏せで、ビクビクと身悶えをしている。

 ジー…
 そして更にジッパーを下げ、腰のスカート部の上部で止まった。

 うわぁ、本当に綺麗な背中だ…
 照明を落としたほの暗いこの部屋で、濃紺のワンピースのジッパーが下がり、V字型に背中が開き、その背中の美しい白さが暗い部屋で輝いて見えている。

 まるで女神の、ヴィーナスの背中だ…

 その背中を見ただけで、激しく心が昂ぶってしまうのだ。
 そしてゆっくりと背中に舌を這わせながら、片方ずつ、ワンピースを脱がせていく。
 すると露わになっていく肩のラインが堪らなく美しいカーブを描いており、私は夢中になって背中から肩にかけて舌先を移動させていった。

「ふうぅ…」
 あまりの肩のカーブのラインの美しさと、甘いシャネルの香りが、律子の興奮による昂ぶる体臭と相まって、まるで媚薬のように私の脳裏とフェチ嗜好による昂ぶる思考を刺激してきて、酔い痴れてしまい、思わず歓喜のため息を漏らしてしまう。

 背中から肩にかけてのこれほどの美しさを感じた事など、初めての、いや、今まで経験した事がなかったのである。
 思わず夢中になって舌先を這わせていく。
 律子はその舌先の愛撫に喘ぎ、身悶えを繰り返し、カラダを横向きにしてくの字型に悶え、身を預け、美しいストッキング脚を絡めてきた。

「はあん、あぁぁ、あなたぁ……」
 そして私は肩に舌を這わせながら片手でブラジャーのホックを外し、もう片手ではストッキング脚を撫でながら吸い付いてくるようなナイロン繊維の感触を愉しんでいく。

「あぁぁ…んん…」

 律子も肩の愛撫にかなり感じているようであったのだ…





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