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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 30 一緒に…

 彼の独特の甘い体臭…

 それがわたしに彼をこうまで夢中にさせる媚薬の香りでもあるのだ。

 初めて彼、大原浩一を見た夜が、会ったあの夜が、この快感に喘いでいるわたしの脳裏の中に一瞬にして蘇ってきた。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「あっ、あっ、あっ、あっ、あぁ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「はっ、はっ、ふっ、はっ、はっ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュボッ…

 だがすぐにそんな脳裏の想いは、迫りくる、昂ぶる絶頂感に消し飛ばされてしまう。

「ああっ、ダメっ、イヤっ、イクっ、ああっあ…」
 子宮の奥の肉の壁が激しい快感の震えを起こしてきたのである。

「はっ、ふっ、うっ、ううっ」
 彼も快感の、限界の喘ぎを漏らしてきた。
 そしてフィニッシュに向けて突いてくる腰のピッチが上がってくる。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュボッ…

 ジュブッ、ジュブッ、ジュボッ…

 ジュブッ、ジュブッ、ジュボッ…

「ああっ、イッ、あっ、い、一緒にっ…」
 一緒に絶頂感を迎えたい。

「はっ、ふっ、はっ、はっ、う、ううっ」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュボッ…
 
 ジュブッ、ジュブッ、ジュボッ…

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっあぁぁ…」

「はっ、はっ、はっ、はっ、あ、ううっ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュボッ…

「ああっ、り、律子、だ、ダメだ、イクっ」
 彼はラストスパートのピッチを上げる。

「あっああん、あなたぁ、イクっぅぅ…」
 わたしは必死に背中にしがみ付く。

「あっ、っくっぅぅぅ…」

「うあっ、っくっ…」
 彼は最後にグッと奥まで突いて、一気に引き抜いたのだ。

「ああんっ…」
 そしてわたしは喘ぎながら唇を開き
 目で
 お口に欲しいっ…
 と、訴える。

 するとそんなわたしの想いが伝わったのか、彼は引き抜いた怒張を口に運んできた。

「ああ、あなたぁ…」
 わたしは夢中に彼の怒張を掴み、グイッと口に引き寄せ唇に含んだ。

「おおっ…」
 その瞬間、唇の中で彼の怒張は激しく絶頂の痙攣の震えを起こし、大爆発をしてきたのである。

「うぐ、むむ…」

「あっ、ううっ」

 わたしの唇の中で彼の怒張はまるで断末魔の最後の悲鳴を上げるかのように激しく震え、熱い想いの液体を迸らしてきた…
 




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