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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 29 独特の体臭

「ああっ、そ、そんなぁっ…」
 その瞬間にわたしは小さな悲鳴を上げ、喘いでしまう。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

 溢れる愛の蜜と締め付けてくる肉の摩擦が湿った淫靡な音を鳴らしてくる。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「あんっ、あっ、あっ、あっ、あぁ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

 彼が激しく怒張を動かし、突いてくる毎に、擦れる毎に、膣の肉が痺れ、蕩けてしまうような快感が子宮の奥から湧き起こってくるのだ。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「あんっ、あっ、あっ、あっ、あぁ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

 わたしは立て続けての絶頂からの膣のピストンの快感に、激しく動く腰のピストンの動きに、振り落とされないように必死に両腕を彼の肩にしがみ付かせ、両脚を腰に絡め付けて喘いでいく。
 既に一度目の絶頂感と、続いてこのピストンの突きによる快感に、全身に力が入らなくなっていたのである。
 この彼の激しく荒々しいピストンの突きの動きに、まるで振り落とされてしまうかのような錯覚を感じていたのだ。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「あんっ、あっ、あっ、あっ、あぁ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

 彼の怒張の硬い肉棒の感触に膣は蕩けそうに快感に痺れ、先が当たる毎に子宮の壁には快感の振動が響きわたってくる。
 それが堪らない快感を生んできていた。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「あんっ、あっ、あっ、あっ、あぁ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ…」

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

 彼の独特の甘い体臭がわたしの鼻腔を刺激してきて、更に、増すます快感を昂ぶらせてくるのである。

 彼の独特の甘い体臭…

 それがわたしをこうまで夢中にさせる媚薬の香りでもあるのだ。

 初めて彼、大原浩一を見た夜が、この快感に喘いでいる脳裏に、一瞬にして蘇ってきていた…




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