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シャイニーストッキング

第16章 もつれるストッキング5  美冴

 44 快楽の海

「はぁううん…」
 私が美冴のストッキングの爪先を唇に含み、指先を舐め、しゃぶったその瞬間…
 その爪先が、脚が、いや、全身が、ビクンっと震える。
 
 そしてしゃぶりながら自身の指先をその股間へと伸ばし…
 美冴自身が弄っている人差し指に絡め、一緒に弄っていく。

「んんっ、はぁっ、んん…」
 その直穿きの股間は、溢れるほどに濡れていた。

 ピチャピチャピチャ…
 ストッキングの爪先を舐め、しゃぶり…

 ニュチャ、ニチャ、ニュチャ…
 ぐっしょりと濡れ、溢れている股間をストッキング越しに、美冴の指先に絡め…
 つまりは、二本の指先となって、蜜で濡れ、ユルユルに伸びたナイロン繊維の生地ごと、クリトリスを擦る様に弄っていく。

「あっ…んん……や……んんっ………」
 美冴は舐められている右脚の膝を曲げ、フルフルと小さく震わせながら、カラダをのけ反り、喘ぎを漏らす。

 ピチャピチャピチャ…
 ニュチャ、ニチャ、ニュチャ…
「あ…ああん、や…ん……ん…」

 爪先を舐め、しゃぶる音…
 ナイロン繊維越しに指先を共に擦る淫靡な二重奏が聞こえてくる。

 ズキズキズキズキ…
 そして、私自身の強く昂ぶる猛りが、心いっぱいに疼いてきていた。

「やっ、んんっ、はっ、あ、あなたぁ…
 ま、またぁ………あ…ああん…んん………」

 また、再び、絶頂感を迎えつつあるのだろう…
 脚だけでなく、美冴の全身が小刻みに震え、喘ぎが叫びへと変わりつつあった。
 
「あんっ、やっ…んんっ……」
 私はそんな美冴の気配を察知し…
 舐めていた爪先から唇を離し、弄っていた互いの指先を払い退け…
 素早く、股間に顔を、唇を寄せ、舌先を伸ばし…
 ジュリっと、音が聞こえるくらいに、強く、ナイロン繊維越しにクリトリスを舐め、擦っていく。

「はっ、んっ…んっくうっ…………」
 その瞬間…
 美冴は悲鳴を上げ、カラダを一瞬強張らせ、ブルブルっと全身を震わせながら…

「……っくうぅぅっ…………っ…」
 二度目の絶頂感に震え、悲鳴を叫んだ。

「……っ……くうぅぅ…………」

 美冴は快楽の海へと沈んでいく……

 そして私は、そんな美冴の妖艶な喘ぎの姿に見惚れ…
 ズキズキズキズキズキズキ……
 と、更に、ますます、昂ぶりを疼かせてしまっていた。

 あぁ、なんて…
 


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