
シャイニーストッキング
第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長
75 ゆかりの激白 ③
だけど…
「だけど、次の日からは違ったの…
わたしと同じように次の日から、美冴さん、貴女の女の魅力に気づき、そして魅了された目をし始めたの…」
「………」
美冴さんは驚いた表情で返す言葉がないようであった。
「その彼の目は、まるでわたしと同じ、女としての美冴さんの魅力に魅了され、魅せられた目になっていったの…」
「そして…」
「そして…」
訊き返してくる。
「美冴さんを見る目も、わたしを見る目も同じになったの…」
「そ、それって…」
「そうよ、男の、オスの目よ…」
「そ、そんな…」
美冴さんは絶句する。
それはそうであろう、突然そんな事を云われても美冴さんは悪くないのだ、ただわたしや彼、大原本部長の目の前にいるだけ、一緒の職場にいるだけなのだから。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
もうわたしの激白は止まらない…
「そしてわたしは彼のそのオスの目に、生まれて初めて嫉妬を嫉妬心を感じたの…」
「嫉妬…」
再び、言葉を無くしたようである。
「そう、恥ずかしながら、わたしはそれまで、全てに恵まれて育ち、ほぼ競争もなくきたので他人を羨んだり、憧れたりした事がなかったの…」
「………」
「だから、初めての嫉妬、嫉妬心を覚えたの…」
「………」
「最初はその感情が何だかなのかもわらなかったわ、だって嫉妬した事がなかったから…」
「………」
「だからそれが嫉妬心とわかるまでは大変だった、突然、心が昂ぶって、抑えが効かなくなって…」
さすがに欲情し、彼に抱かれて治めていたとは言えなかった。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
今も、その時と似たような昂ぶりを感じている。
「それからなの、美冴さんに彼を奪られちゃうかもって、過剰に意識し始めちゃったのは…」
なぜか美冴さんは頷く。
「そして今度はその過剰な意識と共に更に美冴さんを見るようになってしまったの…」
「あ…」
美冴さんには思い当たるのか頷いた。
「そして気づいたことがあるの…」
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
どうしよう…
言うべきか…
ごまかそうか…
どうしよう…
「気づいたこと…って…」
そう呟き、魅惑的な目をして見つめてくるのだ、そして再びその目に魅了され、魅せられ、心が震えてしまう…
だけど…
「だけど、次の日からは違ったの…
わたしと同じように次の日から、美冴さん、貴女の女の魅力に気づき、そして魅了された目をし始めたの…」
「………」
美冴さんは驚いた表情で返す言葉がないようであった。
「その彼の目は、まるでわたしと同じ、女としての美冴さんの魅力に魅了され、魅せられた目になっていったの…」
「そして…」
「そして…」
訊き返してくる。
「美冴さんを見る目も、わたしを見る目も同じになったの…」
「そ、それって…」
「そうよ、男の、オスの目よ…」
「そ、そんな…」
美冴さんは絶句する。
それはそうであろう、突然そんな事を云われても美冴さんは悪くないのだ、ただわたしや彼、大原本部長の目の前にいるだけ、一緒の職場にいるだけなのだから。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
もうわたしの激白は止まらない…
「そしてわたしは彼のそのオスの目に、生まれて初めて嫉妬を嫉妬心を感じたの…」
「嫉妬…」
再び、言葉を無くしたようである。
「そう、恥ずかしながら、わたしはそれまで、全てに恵まれて育ち、ほぼ競争もなくきたので他人を羨んだり、憧れたりした事がなかったの…」
「………」
「だから、初めての嫉妬、嫉妬心を覚えたの…」
「………」
「最初はその感情が何だかなのかもわらなかったわ、だって嫉妬した事がなかったから…」
「………」
「だからそれが嫉妬心とわかるまでは大変だった、突然、心が昂ぶって、抑えが効かなくなって…」
さすがに欲情し、彼に抱かれて治めていたとは言えなかった。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
今も、その時と似たような昂ぶりを感じている。
「それからなの、美冴さんに彼を奪られちゃうかもって、過剰に意識し始めちゃったのは…」
なぜか美冴さんは頷く。
「そして今度はその過剰な意識と共に更に美冴さんを見るようになってしまったの…」
「あ…」
美冴さんには思い当たるのか頷いた。
「そして気づいたことがあるの…」
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
どうしよう…
言うべきか…
ごまかそうか…
どうしよう…
「気づいたこと…って…」
そう呟き、魅惑的な目をして見つめてくるのだ、そして再びその目に魅了され、魅せられ、心が震えてしまう…
