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シャイニーストッキング

第5章 絡まるストッキング4 和哉と美冴1

 83 5年前、あれから…(69)

 薄暗い部屋の中に駅前の微かな夜景の灯りを受けた和哉の美しい、穢れのない、若い裸が浮き上がっていた。

 ああ、綺麗だわ…
 

 心が震えてくる…


 そして心の中に征服欲も湧いてきた。

 ああ弄りたい…

 感じさせたい…

 そして快感に狂わせてあげたい…

「さぁ、ここに寝て…」

 和哉は頷き、ベッドに仰向けに寝る。

 ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…

 わたしの心臓の昂ぶりが耳に聞こえてくる。

 ズキズキ、ズキズキ、ズキズキ…

 生理でどうにもできない子宮の疼きが激しさを増してきた。
 そしてわたしの目に、和哉のそそり立ち、脈打つペニスが写ってくる。

 ああ、綺麗…

 それは本当に、神々しく、穢れなく、美しく、綺麗にわたしの目に写っていたのである。

 そして

 ああ、美味しそう…

 無意識にその和哉のペニスに誘われ、唇に含んでいた。

「ああ、み、みさえさん…」

 ジュル、ジュボ、ジュルル…

 そして舌先を亀頭に絡め、しゃぶっていく。
 和哉のペニスはわたしの口の中で快感の震えを起こしてくる。

 ジュル、ジュボ、ジュバ…

「はぁ、あぁ…」

 ジュル、ジュボ、ジュバ、ジュボ…

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

 ああ、かずや…
 わたしはしゃぶりながら心で喘ぐ。

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

「あぁ、みさえさぁん…」

 口の中で激しく快感の震えをしてくる、映画館での指先の刺激もあったのだ、若い和哉には瞬く間に快感の、射精の限界が近づいてきていたのだ。

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

「あ、あ、あぁ…」

「まら、らめよ…」
 まだ、ダメよ、しゃぶりながら囁く。

「あぁ、は、はい…」

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

「わらしは、いいっれひうまれらめらからね…」
 わたしがいいって言うまでダメだからね…

「あぁぁ、は、い…」

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

 ジュボ、ジュバ、ジュボ、ジュバ…

 和哉は必死に射精感に耐えていた、だが、若い和哉には既に限界が越える寸前まで昂ぶっていたのである。

「あ、あ、み、みさ、あぁぁ…」



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