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シャイニーストッキング

第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太

 37 ストッキングの膝…

 俺は腰に巻いたバスタオルを落とし、ゆっくりとダブルサイズのベッド中央に佇む様に座っている美冴さんににじり寄っていく。
 本当は飛び付きたいくらいの衝動が湧いていたのであるが、なぜか美冴さんのその蒼い瞳を見たら、飛び付けなかったのだ。

「あら、すごいわ…」
 これが美冴さんの第一声である。
 俺の、既に昂ぶり、猛々しく反り返っているチンポを見て、ややハスキーな声でそう囁いてきた。

 俺はそんな美冴さんの言葉を無視し、ゆっくりと抱き締め、唇を寄せていく。

「ふ……」
 そんな甘い吐息を漏らし、美冴さんは俺の唇を受けてくれる。

 ああ…
 その唇の甘さに、脳裏が、心が、一瞬で蕩けてしまうようであった。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…
 お互いの唇を、舌を貪る様に吸い合っていく。
 そして俺はゆっくりと右手をキャミソールの上から胸に当てがっていくのだ。

 美冴さんの胸は決して大きくはない、おそらくはBカップあるかないかのサイズ感であろうと思われる。
 だが、その胸は張りがあり、柔らかいのだ。

「あ……」
 その胸をキャミソールゆっくりと撫で、固く、小さな乳首を指先で撫でると、そう小さな喘ぎを漏らしてくる。
 その漏らす喘ぎの隙を付いて唇を耳たぶへと這わせ、乳首を指先で弄っていく。

「はぁぁ、んん…」
 美冴さんは身悶えしながら、小さく喘ぐ。
 その喘ぎがまた、俺の心と、チンポを昂ぶらせてくるのである。

 ああ、堪らないや…

 すると仰向けの美冴さんの膝がスッとチンポに触れたのだ。

 あっ…

 美冴さんはさっきの言葉通りにシャワー上がりに太腿で留めるタイプのストッキングを穿いていた、だから、そのストッキングのナイロン繊維のザラザラ感がチンポを刺激して心地よいのである。

 あの初めて体験した、あのゆかり姫との夜がきっかけで俺はすっかりストッキングフェチ、ストッキングの魅力に魅了されてしまう性的嗜好を持ってしまっていた。
 だからゆかり姫との体験以来、俺は女性の脚に、特にストッキング脚の美しさに微妙にこだわるようになっていたのである。

 そしてなによりも俺の心を刺激して止まないのが、このストッキング脚の、ストッキングのナイロン繊維のザラザラ感の感触なのである…






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